『TENET』も『ドロステのはてで僕ら』も書いてねーのか。
どちらも面白かったです。
...…。
感想を書いてない映画メモ
『新解釈・三国志』
福田監督のテイストとやりたいことはわかるけど、すべってたという感触。劉備を大泉洋にして、諸葛孔明をむろつよし、というぼやきコンビなのは面白いけど、そうした意味が物語にあったのかどうかよくわからないというか。「本当は劉備はこういう人だったからこそ赤壁はこうなったのだ」みたいな物語としての必然性みたいなものが欲しかった。現実にいたらオッサンこんなもんだよね、ではなくて。
『ザ・ハント』
貧乏人を金持ちがハンティングする映画。序盤が一番面白かったかな。アマプラかHuluにきたらもっかいみたい。後半の家の中のアクションとかイマイチで。世界観がわかるまでの時間(用意された街とかそのへん)が最高だったな。
『羅小黒戦記』
中国語版も日本語版もみた。めちゃんこ良い。自分にとっての正義とはなんなのか、情と正義の葛藤、少年にとっての庇護者、色んなテーマが美しくまとまっている。原作の漫画も買いました。中国語を学びたい。こころざしはある。
『鬼滅の刃 無限列車編』
半笑いで行って泣いた。原作既読のテレビアニメは未視聴で行ったんだけど、わかっていても泣けるってこういうことなんだなー。アニメによる肉付けって、こういうことなんだなーという感想。いやもうこれは受けますよね、でもこれが受けすぎて鬼滅の刃オワコン扱いになるだろうなと思う。コロナの時に本当によく消費を促してくださいました有難う案件かな。オワコンだとしても、原作完結してるしいっか。次が呪術廻戦だとしたらそれは納得いかない。
『罪の声』
こーーれは、めっちゃ良かったんですよね……。犯罪に使われた音声の子どものその後の人生の話。主人公はともかくとして、見つけ出した「他の声の子」がすごくて。辛い報われない半生を逃げ隠れるようにして過ごしてきた彼の発した「あなたはどんな人生でしたか」が重くて重くて。あなたほど不幸ではありませんでした、という話をしなくてはいけない瞬間のあの言葉に詰まる感じ......。野木亜紀子脚本の素晴らしさ。
『ドロステのはてで僕ら』
面白かった!絵の中に書かれた絵の中にも絵があって......というアレがドロステというものらしいんだけど、画面の中の画面は2分前の世界で、という設定で。今でもたまに考えちゃう。お店のモニターにうつる部屋のモニターの世界は2分前の世界。さすがのヨーロッパ企画。
『TENET』
こちらはとてもとても複雑な時間逆行の話。えーーーっと、装置をくぐると逆行世界に入るんだっけ......。あまりにややこしいので途中で「考えるな感じろ」に徹してしまったので理解はおぼついてない。そろそろもっかいみてもいいかもしれぬ。
『Fukushima50』
友人に誘われてみた映画。あの時の福島を舞台にして、原発の中の人たちがどれだけ命をかけて必死にがんばったか映画。面白かったんだけど、うーん。
『チャーリーズエンジェル』
驚くくらい何も覚えてない。そのための!備忘録なのに!!
『初恋』
ああー!!これは!最高の映画なのに感想を書いてないのか!!『来る』に続く近年の邦画の最高傑作のひとつだと思うのに!三池監督のバイオレンスと、タイトルの甘さのバランスが最高で、染谷将太のヘラヘラしらキチガイっぷりと、毛糸のパンツで暴力をふるいまくるベッキーが最高で、窪田正孝目当てで観に行ってニヤニヤしながら映画館から出てくることになる素晴らしい映画でした。これも早くもっかいみなくちゃ。もう配信きてたよな。