kotoko’s blog

映画や本の感想。「内容」にはオチまで書きます。

モンスターハンター

あらすじ

海のような砂漠を駆ける一層の船。ディアブロスに襲われて一人落船する。

ミラジョボビッチご一行は砂漠で音信不通になった別隊を捜索しにきて、謎の砂嵐に巻き込まれてMH世界に移動してしまう。

ディアブロスに襲われ(重火器通用せず)て命からがら逃げたご一行は、洞窟のような場所で一息ついていると、今度は巨大蜘蛛的なやつに襲われる。ミラジョボ以外全滅。

ミラジョボは船から落ちたクンとなんやかんや拳でわかりあって同行することになる。

ディアブロスぶっ殺して、砂漠を移動して、謎の塔を目指している時に冒頭の船の人たちと合流。なぜか言葉の通じる大団長(ロン・パールマン)がいて、こっちの世界とあっちの世界があってあの雷の塔のとこで行き来できるっぽいよということを知る。

そこにいくためにはリオレウスを倒さないといかんということで、みんなで倒しに行く。倒してる途中でミラジョボこっちの世界に移動。砂漠でミラジョボ隊を捜索にきていた軍の別動隊に救助されて「やれやれ」と思ったらリオレウスもこっちに来ていて、やられまくる。

リオレウスを倒して、そもそものポータルっぽいあの塔をぶっこわすべ、ということで、あっちの世界に戻るミラジョボ。塔に行く前にリオレイアをぶっ倒すぞーえいやーEND。

感想

面白かった。なんてくだらなくて最高なんだ。何も考える必要がない。なんかもうちょっとイヤンクックとかにも出てきてほしかったというか、ジュラシックパークみたいに他のモンスターたちが暮らしてるところとか人々の生活の姿とかみたかったけど、ま、いいや。

映画をみながら「なるほど同じ隊の絆、背中を預けあう一種の家族、軍隊の力でモンスターと対峙するの、ちょっと楽しいな」とか思っていたのにミラジョボ先生だけが生き残ったのでちょっと残念だった。軍仕込みの何かでハンターに「なかなかやるな」みたいなのほしかった。

ハンターの彼がワンコ属性で可愛いとか言われていたけどその通りだった。

あ、ディアブロスから剥ぎ取りした皮にのっけて引きずって砂漠を移動するのはものすごく良かったですね。あと、水の意地悪とか。

大団長に言葉が通じたとたんに面白くなくなって「えー困ったな」とか思っていたら、ミラジョボが現実世界に戻って再びグっと面白くなって、最後はとびかかるショットで終わって、かなり好みでした。

怒ったりガッカリする人たちがいるのもわかる。展開が雑だから。でも私は満足。展開が雑なハリウッド映画を求める人には最高。