kotoko’s blog

映画や本の感想。「内容」にはオチまで書きます。

麻雀放浪記2020

内容

1945年、命を削って賭け麻雀をしていた哲は、ある晩ドサ健、ママ、出目徳との麻雀の最中に九蓮宝燈をあがった瞬間、タイムスリップして2020年に来てしまう。そこは東京オリンピックが中止となった戦後の東京。オリンピックは中止になったけれども麻雀ピックが開催されることとなる、麻雀大好き世界。

何が何やらわからないままにウロつく哲は、メイド麻雀カフェで働くドテ子に拾われる。

ドテ子は麻雀アイドルをしており、自宅兼事務所には社長のクソ丸も一緒に暮らしていた。ヤろうと言われるとヤっちゃうドテ子は特殊な性癖の持ち主で、人間の男とすることができず、常に相手には馬のマスクをかぶってもらわなくてはいけなかった。枕営業などで細々とネット配信番組を続けるドテ子とクソ丸。そこにひりつく麻雀勝負を求める哲が加わることで、哲はネット配信番組での雀士デビュー(ふんどし姿)を飾ることとなる。

一躍有名人となり、クソ丸は大儲けする。ドサ健たちと打ったような麻雀を求める哲。哲は麻雀ピックの選手候補となり、ネット麻雀で覇を競ったメンバーと対面で対決することとなる。

1945年の新聞で九蓮宝燈をあがった瞬間に雷が落ち、哲以外の人たちが亡くなったことが判明する。1945年に帰りたい哲は、九蓮宝燈であがりさえすれば帰れるのではないかと考える。

そして対決の日、九蓮宝燈をあがる哲。再び雷が落ち、哲は1945年のあの日に帰る。

感想

うっかり観た直後に書かずに放置していたら、もう内容を書けなくなってしまった……。童貞の哲がドテ子といたしたけどドテ子が人間相手ではやっぱりダメでゲロ吐くシーンとか、どのへんにあったんだっけ……。ドテ子はなんであの会場に押し入ったんだっけ……。九蓮宝燈であがっちゃったら哲が死ぬかもしれないからだっけ???

ママ役のベッキーが良い感じに色っぽいママで良かった。あと、斎藤工のふんどし雀士の決めポーズ。最初恥ずかしそうにめっちゃ早くやるやつ、面白かった。ドテ子がちゃらんぽらんたんの人だったのも驚いたなー。と、面白いシーンはいっぱいあったのだけれど、正直「快作」としか言えないな!万人が観て面白いものではない。はちゃめちゃナンセンスなので。

ただ、もう、ひたすらに斎藤工が面白がって演じていることが伝わってくるので、興味がある人はぜひなんとかしてどこかで観てほしいと思ってしまうんだよなー。